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Macromedia Flash Lite 1.1 コンテンツを開発するための最優良テクニック


目次

完成した Flash コンテンツを携帯端末に実装する

Flash Lite コンテンツが作成でき、PC 上での動作確認が完了したら、つぎは実際の携帯端末上でコンテンツをテストします。特にデバイス特有の機能を盛り込んでいるような場合は、それらのコードが実機上で正しく動作するかを確認しなければなりません (図 2 参照)。では、実機上での動作テストを行うためには、どのような選択肢があるかを紹介します。

コンテンツは常にターゲットとなる携帯端末上でもテストする必要があります: 画像 A

図 2: コンテンツは常にターゲットとなる携帯端末上でもテストする必要があります

開発作業をスムーズに進めるという観点からは、SWF や関連ファイルを転送するのに最も簡単なのは、Bluetooth を利用する方法です。しかし、Bluetooth はすべての端末によってサポートされているわけではありません。この方法を利用する場合、テストに使用する携帯端末が Bluetooth をサポートしていることと、PC に Bluetooth アダプタが接続されていることを確認する必要があります。携帯端末が Bluetooth をサポートしていない場合は、リムーバブルストレージカードを利用して PC から携帯端末にコンテンツファイルを移動するか、一度ファイルを Web サイトにアップロードし、そのファイルを携帯端末のインターネットブラウザでダウンロードする方法があります。なお、これらの転送方法は、携帯端末によってサポート / 非サポートが異なることに注意するようにしてください。

ワイヤレスデータの転送料金について

動的なコンテンツを作成する場合、ほとんどのサービス運営者が、携帯端末へのワイヤレスデータ転送量に対して、定額制または従量制の課金制度を導入していることに注意する必要があります。米国のサービス運営者の多くは定額制のワイヤレスデータ転送量無制限サービスを提供していますが、米国以外では転送量に応じた課金制度を導入していることが頻繁に見受けられます。

通常、携帯端末向けのコンテンツは、ごく少量のデータ転送を必要としているものの、更新頻度が高い場合などは転送量も相当なものになってしまいます。したがって、動的コンテンツを作成する場合は、1 ヶ月当たりどの程度の更新回数があり、更新サイズがどの程度のものであるかを想定し、データ転送量が大きくなりすぎないことを確認する必要があります。仮に相当の転送量が見込まれる場合は、エンドユーザーに "お読みください" ファイルを提供するか、コンテンツ内の情報として、この旨を通知することが望ましいといえます。

コンテンツの配布

エンドユーザーがコンテンツを簡単に見つけ出せ、ダウンロード / インストールが容易にできるほど、実際のコンテンツを楽しむ前のユーザー体験が向上します。コンテンツがたとえ単純なアニメーションや、あるいはリッチな動的アプリケーションだったとしても、ダウンロード / インストール手順を常に ZIP ファイル、またはダウンロードページ上の情報として提供するようにしてください。

また、コンテンツのファイルサイズも表記し、エンドユーザーがファイルの大きさとダウンロード所要時間を容易に把握できるようにすることも重要です。

コンテンツを配布する手段としては、次に挙げる数通りがあります。

  • Bluetooth を利用して、PC から携帯端末にコンテンツを転送する。
  • リムーバブルストレージカードを利用して、SWF ファイルを携帯端末、PC 間でコピーする。
  • SWF ファイルを HTML に埋め込まず、Web ページのファイルリンクとして提供する。エンドユーザーは、この Web ページを携帯端末上のインターネットブラウザで表示し、SWF ファイルへのリンクを選択することで、ファイルを携帯端末上にダウンロードすることができます。
  • 圧縮 (ZIP) したコンテンツファイルを URL リンクとして提供し、エンドユーザーがこのファイルを PC 上でダウンロードしてから、各自の携帯端末上に転送するようにする。

繰り返しになりますが、ここで重要なのは、エンドユーザーに対して、コンテンツの入手方法や携帯端末への転送方法をわかりやすく紹介することです。