「Web Accessibility Toolbar」は、Web ブラウザの Windows版 Internet Explorer(以下、IE) のツールバーとして、ブラウザに表示した Web ページのアクセシビリティをチェックしたり、様々なシミュレーションをすることのできるチェックツールです。
「Web Accessibility Toolbar」は、オーストラリアの視覚障害者団体による NPO である Vision Auatralia の Accessible Information Solutions(以下、AIS)が、より多くの人にアクセシビリティの重要性に気づいてもらいたいという意図で開発されました。そのため、Windows版 IE という最もシェアの高い Web ブラウザが選ばれました。現在では、その AIS が中心となって発足した WAT-C(Web Accessibility Tools Consortium)で世界各国のアクセシビリティ専門家やエンジニアにより、Firefox 版や次期バージョンの開発が進められています。
このツールバーには、「HTML/CSS」、「画像と色」、「ドキュメント」、「シミュレーション」、「ツール」、「リファレンス」、「IEの機能」の7つのメニューがあります。また、同じく WAT-C にて開発している「カラー・コントラスト・アナライザー」もインストールすると、「画像と色」メニューから起動することができます。そして、「Web Accessibility Toolbar」をインストールした IE を、Dreamweaver 8 のメニュー [ファイル]-[ブラウザでプレビュー] で使用すれば、効率よく Web ページのアクセシビリティをチェックすることが可能です。
ここでは、その主な機能の概要をご紹介します。
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植木 真氏
Web アクセシビリティ・コンサルタント。Dreamweaver の JIS X 8341-3 に対応したアクセシビリティ機能を監修。JIS (日本規格協会)、WCAG (W3C) のワーキンググループにも参画。