WindowsにMySQL 4.0.20dをインストールします。
下記のサイトよりファイルを入手します。
MySQL Downloads
http://www.mysql.com/downloads/index.html
上記サイトから[MySQL 4.0]を選択して[MySQL 4.0 Downloads]に移動します。[Windows downloads]から[Windows (x86) 4.0.20d]の[Download]をクリックしてmysql-4.0.20d-win.zipをダウンロードします。
入手したファイルを解凍し、SETUP.EXEを起動します。インストーラが起動しますので、画面の指示に従って進み、インストールを完了します。
MySQLを使ってアプリケーションを開発するにはMySQLサーバーを動作させておく必要があります。サーバーの起動は次のような方法で可能です。
MySQLインストール先のbinディレクトリ(例:C:\mysql\bin)にある管理ツールwinmysqladmin.exeを起動します。パスワードの入力を求められることがありますので、管理ツール用の任意のパスワードを入力(データベースにログインするためのパスワードではありません)して先に進みます。MySQLサーバーと管理ツールが起動され、タスクバーに管理ツールのアイコンが表示されます。アイコンの信号が青のときはMySQLサーバーが稼動していることを示しています。
MySQLサーバーが停止しているときにMySQLを起動するには、WinMySQLAdminのアイコンをクリックして、[Win NT] - [Start the Service] をクリックします。
MySQLサーバーを停止するときはアイコンをクリックして、[Win NT]-[Stop the Service]を選択します。
MySQLがWindowsのサービスとしてインストールされているときは、サービスコントロールマネージャーから起動や停止ができます。
[スタート]-[設定]-[コントロール パネル]-[管理ツール]から[サービス]を選択してサービスコントロールマネージャーを起動します。
MySQLを起動するには、[MySQL]を選択して[サービスの開始]ボタンをクリックします。
MySQLを停止するには、[MySQL]を選択して[サービスの停止]ボタンをクリックします。
インストール後にサーバーを稼動させるとMySQLを使い始めることができますが、ここではセキュリティ対策のため、次の作業をします。
これらは初期状態で登録されているユーザーの設定を変更するものです。まず、rootユーザーにはパスワードがセットされておらず、「root」というユーザー名を使えば、パスワードを使わずに誰でもデータベースを操作可能になっています。よってこのrootユーザーにパスワードをセットします。さらに、ユーザー名を指定せずに使用できるanonymous(匿名)ユーザーを削除します。
MySQLを設定するために、コマンドプロンプトよりMySQLインストール先のbinディレクトリにあるmysql.exeを起動します。
C:\mysql\bin>mysql
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
mysql>
起動するとコマンドプロンプトの「C:\>」が「mysql>」に変わり、コマンドを受け付けるようになります。
初期値で空白になっているrootユーザーのパスワードを設定します。次の例ではわかりやすいように「1234」という値をセットしていますが、実際の運用では簡単なパスワードは危険ですので注意しましょう。
mysql> UPDATE mysql.user SET Password=PASSWORD('1234') WHERE User='root';
DELETEコマンドによってインストール時に登録されているanonymous(匿名)ユーザーを削除します。
mysql> DELETE FROM mysql.user WHERE user='';
FLUSH PRIVILEGESコマンドを実行して、ここまでの変更を反映します。
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysqlデータベースのuserテーブルからUserフィールド、Passwordフィールドを表示して、変更した内容を確認します。
mysql> SELECT Host,User,Password FROM mysql.user; +-----------+------+------------------+ | Host | User | Password | +-----------+------+------------------+ | localhost | root | 446a12100c856ce9 | | % | root | 446a12100c856ce9 | +-----------+------+------------------+ 2 rows in set (0.03 sec)
表示された値を見るとわかるように、Passwordフィールドには暗号化された値がセットされています。
ツールmysql.exeを終了してコマンドプロンプトに戻るには「\q」または「quit」と入力します。
mysql> \q
Bye
ユーザーへのパスワード設定後は、ユーザー名とパスワードを指定してデータベースに接続します。ユーザー名とパスワードを指定してmysql.exeの起動するには次のように-uオプションと-pオプションを指定します。
C:\mysql\bin>mysql -u root -p
Enter password: ****
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 2 to server version: 4.0.20a-nt
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the buffer.
mysql>
ユーザー名とパスワードが正しくない場合は次のようにアクセスが拒否されます。
C:\mysql\bin>mysql -u tanaka -p
Enter password: ***********
ERROR 1045: Access denied for user: 'tanaka@localhost' (Using password: YES)
blogデータベースと、データを格納するblog_dataテーブルをセットアップします。
blogデータベースは、mysqladminコマンドを実行して作成します。次のように、コマンドプロンプトよりmysqladminコマンドで「create blog」を指定して実行します。「-u root -p」は、データベースを使用するユーザー名とパスワードを指定するために付加するオプションです。
C:\mysql\bin>mysqladmin -u root -p create blog
Enter password: ****
blogデータベースにデータを格納するblog_dataテーブルを作成してテストデータとして何件かのデータを追加します。
テーブルを作成して1件ずつデータを追加していくことも可能ですが、実行したいコマンドをファイルに記述しておき、まとめて実行した方が作業が楽です。
具体的にはmysqlコマンドから、create.sqlにあらかじめ記述しておいたコマンドを呼び出すことで完了させます。本稿、および「PHP+MySQL Web制作ガイド」で使用するcreate.sqlは次の場所からダウンロード可能です。
http://www.nishi2002.com/dwmx2004/create.zip次のようにmysqlコマンドからcreate.sql(この例ではc:\create.sql)を実行します。
C:\mysql\bin>mysql -u root -p blog < c:\create.sql
Enter password: ****
作成したテーブルを確認表示します。まず、mysqlツールを、ユーザー名とパスワードを入力して起動します。
C:\mysql\bin>mysql -u root -p
Enter password: ****
USEコマンドで使用するデータベースを選択(ここではblogデータベース)します。
mysql> USE blog
Database changed
SHOW TABLESコマンドを実行すると、作成された2つのテーブルが表示されます。
mysql> SHOW TABLES; +----------------+ | Tables_in_blog | +----------------+ | blog_data | | blog_user | +----------------+ 2 rows in set (0.00 sec)
注)blog_userテーブルは、「PHP+MySQL Web制作ガイド」の作業で使うテーブルで、blog_dataテーブルと共に作成されますが、本稿では使用していません。