
知識の蓄積と共有は、大学機関の根本的な使命の中でも非常に重要な部分を占めています。この使命を果たすには、論文研究資料を保管してそれにアクセスするための、信頼性と汎用性の高い方法が必要とされます。ところが、ファイル形式に互換性がなかったり、中央レポジトリが用意されていない、あるいはハードウェアやソフトウェアが頻繁に変わるといったことから、研究資料にいつでも簡単にアクセスできる環境を整えるには大変な困難を強いられることがあります。
こうした課題に対応するために、アドビは世界中の国際組織や大学機関と共同で、電子学位論文(ETD:Electronic Theses and Dissertations)を長期的に保管するための標準の構築を進めています。この標準は、研究資料へのスムーズなアクセスをあらゆる研究者に広く提供することを目的としています。
Adobe® Acrobat®を使用して、学位論文を検索可能でメディアリッチなPDFファイルに変換する方法を紹介。オハイオ州立大学がアドビと共に作成した、わかりやすい無料チュートリアルです。
学位論文の保管をPDF(Portable Document Format)形式に標準化することにより、大学や諸機関、企業では、学生が過去の研究資料を簡単に入手できる、検索可能なアーカイブシステムを提供することができます。ドキュメント保管規格として一般に公開され、広く認知されているPDF形式を使用することで、学生の研究が他の研究者の目に触れる機会を広く提供することが可能となります。
また、保管規格の標準として認定される予定のPDF/Aも、このPDFがベースとなっています。PDF/Aは既存のPDFのサブセットとして定義されるもので、これまでも長く電子ドキュメント保管のベストプラクティスとの位置付けがなされてきました。
PDFファイルの作成、レビュー、注釈付け、セキュリティ保護、そして保管といった高度な機能を備えたAdobe Acrobatは、検索可能な学位論文の作成とユニバーサルアクセスの提供に最適なソフトウェアです。Acrobatを使用して学位論文をPDFベースで作成・保管することにより、以下のことが実現します。
学位論文保管ソリューションの中心的なコンポーネントとしてAcrobatとPDFを採用することで、学生の研究を今すぐに、そして将来にわたっても確実に、広くアクセス可能とすることができます。
信頼性の高い標準テクノロジを使用してETDの要件を満たす方法を紹介します。
ETDの導入に不可欠なアドビのソリューションについて紹介したソリューション概要をお読みください。
NDLTD(Networked Digital Library of Theses and Dissertations)は、大学院における教育・研究の促進を目的とした非営利団体です。