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Flash Player ヘルプ

目次

設定マネージャー

この設定マネージャーは誰が使用するのですか?

Flash Player 10.3以降、Windows、Mac、およびLinuxをOSとするコンピューターのグローバル設定の管理には、このオンライン設定マネージャーに代わってローカルの設定マネージャーを使用します。 ローカルの設定マネージャーには、Windowsではコントロールパネル、Macではシステム環境設定からアクセスすることができます。上記以外のオペレーティングシステムおよび以前のバージョンのFlash Playerを使用している方は、ここで説明するオンライン設定マネージャーを引き続き使用できます。

ローカルのFlash Player設定マネージャーには、お使いのオペレーティングシステムに応じて、次のようにアクセスします。

  • Windowsの場合:スタート>設定>コントロールパネル>Flash Player
  • Macintoshの場合:システム環境設定>その他>Flash Player
  • Linux Gnomeの場合:システム>環境設定>Adobe Flash Player
  • Linux KDEの場合:システム設定>Adobe Flash Player

ローカルの設定マネージャーのヘルプにアクセスするには、設置マネージャータブの個々の「詳細」リンクをクリックするか、以下のリンクをクリックします。


タブ名/ヘルプページ URL
記憶領域 http://adobe.com/go/flash-player-settings-storage_jp
カメラとマイク http://adobe.com/go/flash-player-settings-camera-and-mic
再生環境 http://adobe.com/go/flash-player-settings-playback_jp
詳細設定 http://adobe.com/go/flash-player-settings-advanced_jp

設定マネージャーでは、何を行うことができますか?

アドビは、Adobe Flash Player で動作する SWF または FLV コンテンツおよびアプリケーションを制御するためのオプションを用意することを確約しています。Flash Player の設定マネージャーを使用すると、次のパネルを使用してグローバルなプライバシーの設定、記憶領域の設定、およびセキュリティの設定を管理できます。

設定マネージャーにはどのようにアクセスするのですか?

設定マネージャーは、ローカルコンピューター上で実行される特殊なコントロールパネルです。設定マネージャーは、アドビの Web サイト内に表示され、アドビの Web サイトからアクセスされます。アドビは、マネージャーに表示される設定情報やコンピューターに保存された個人情報にはアクセスできません。

以下のリンクを使用して、使用する設定マネージャーのパネルを開いてください。 ページ上の設定マネージャーは単なる画像ではなく、実際に機能する設定マネージャーです。 設定を変更するには、設定マネージャーのタブを選んでクリックし、表示されるパネル上のオプションをクリックします。

設定マネージャーの設定は、特定の Web サイトに対してではなく、SWF または FLV コンテンツを含むすべての Web サイトに対して適用されます。

プライバシーの設定とは?

Flash Player で実行されるアプリケーションが、お使いのコンピューターのカメラやマイクにアクセスする場合があります。プライバシーの設定により、特定の Web サイトからのアプリケーションに対してそのようなアクセスを許可するかどうかを指定できます。 このようなアクセスを要求するのは、アドビではなく、お使いのアプリケーションを作成した個人または会社です(アドビが、お使いのカメラやマイクへのアクセスを要求するアプリケーションを作成していない限り)。

アクセスを要求する個人または会社は、アクセスが必要な理由と、アクセスしたオーディオやビデオの用途を明確にする責任があります。 ユーザーは、オーディオやビデオへのアクセスを求める要求元のプライバシーポリシーを認識しておく必要があります。 例として、アドビのプライバシーポリシーを参照してください。それぞれのプライバシーポリシーについては、アクセスの要求元の Web サイトにお問い合わせください。

この設定パネルは Flash Player の一部ですが、オーディオおよびビデオを使用するのはサードパーティ製のアプリケーションであることをご理解ください。アドビは、サードパーティのプライバシーポリシー、お使いのコンピューター上のオーディオまたはビデオを使用するサードパーティの動作、およびサードパーティによるデータや情報の使用方法について、一切の責任を負いません。

すべての Web サイトのプライバシー設定を指定するには、グローバルプライバシー設定パネルを使用します。個別の Web サイトのプライバシー設定を指定するには、Web サイトのプライバシー設定パネルを使用します。

記憶領域の設定とは?

Flash Player で実行されるアプリケーションで、何らかの情報をコンピューターに保存することが必要になる場合があります。ただし、ユーザーが追加容量の割り当てに合意しない限り、アプリケーションで使用できる容量は 100 KB に制限されています。ローカル記憶領域の設定では、特定の Web サイトのアプリケーションがコンピューターに情報を保存する際に使用できるディスク容量を指定できます。 このようなアクセスを要求するのは、アドビではなく、お使いのアプリケーションを作成した個人または会社です (アドビが情報の保存を要求するアプリケーションを作成していない限り)。アクセスを要求する個人または会社には、アクセスが必要な理由と、保存した情報の用途を明確にする責任があります。 ユーザーは、コンピューターへのアクセスを求める要求元のプライバシーポリシーを認識しておく必要があります。 例として、アドビのプライバシーポリシーを参照してください。それぞれのプライバシーポリシーについては、アクセスの要求元の Web サイトにお問い合わせください。

この設定パネルは Flash Player の一部ですが、情報を使用するのはサードパーティ製のアプリケーションであることをご理解ください。 アドビは、サードパーティのプライバシーポリシー、お使いのコンピューター上の情報を保存するサードパーティの動作、およびサードパーティによるデータや情報の使用方法について、一切の責任を負いません。

初めて訪問する Web サイトの記憶領域の設定を指定するには、グローバルストレージ設定パネルを使用します。訪問済みの Web サイトの記憶領域の設定を指定するには、Web サイトの記憶領域設定パネルを使用します。

セキュリティの設定とは?

Flash Player は、ユーザーがアクセスを明示的に認めたり拒否したりする必要がほとんどないセキュリティ設定を採用しています。 SWF および FLV コンテンツが高度になるに従って、Flash Player は高度な機能を提供し、新しいプライバシーおよびセキュリティ保護機能を備えるようになりました。しかし、古いセキュリティルールを使用して作成された SWF または FLV コンテンツに対応しなければならない場合もあります。そのような場合、Flash Player では、古いセキュリティルールを使用して、コンテンツの作成者の期待どおりにコンテンツが機能することを許可するか、新しい厳格なルールを適用するかを選択できます。後者を選択した場合、表示したり、再生したりできるのは最も新しいセキュリティ標準に準拠したコンテンツだけとなり、古い SWF または FLV コンテンツが適切に動作しなくなることがあります。

古いコンテンツを Flash Player の新しいバージョンで実行する場合、ユーザーは新しい規則を適用するかどうかを決定しなければならず、次のポップアップダイアログボックスのいずれかが表示されます。 これらのダイアログボックスには、古い SWF または FLV コンテンツがインターネット上の他の場所と通信する前に、通信を許可するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

  • ダイアログボックスが表示されて、使用中の SWF または FLV コンテンツが古いセキュリティルールを使用してドメイン外のサイトの情報にアクセスしようとしており、情報が 2 つのサイトで共有されている可能性があるという警告を受けることがあります。Flash Player では、そうしたアクセスを許可するかどうかをユーザーが設定できます。

    ダイアログボックスに応答する以外に、グローバルセキュリティ設定パネルを使用して、他のサイトやドメインとのアクセスに関して、Flash Player にダイアログボックスを通じてユーザーの許可を事前に求めさせるか、許可を求めることなく常にアクセスを拒否させるか、あるいは許可を求めることなく常にアクセスを許可させるかを設定することができます。
  • (Flash Player 8 のみ) コンピューターに SWF または FLV コンテンツをダウンロードすると、そのコンテンツがインターネットとの通信を試みていることを警告するダイアログボックスが表示される場合があります。Flash Player 8 以降では、ローカルの SWF または FLV コンテンツがインターネットと通信することをデフォルトでは許可していません。

    グローバルセキュリティ設定パネルでは、コンピューター上の特定の アプリケーションがインターネットと通信できるように設定できます。

セキュリティ設定を変更する場合や、オプションについての情報を得るには、グローバルセキュリティ設定パネルを参照してください。

保護されたコンテンツの再生設定とは?

インターネット上の一部のコンテンツは、Adobe Flash Access を使用して、コンテンツプロバイダーによって保護されています。このように保護されたコンテンツを利用するには、最初にコンテンツプロバイダーからコンテンツのライセンスを取得する必要があります。コンテンツのライセンスは、保護されたコンテンツをレンタルまたは購入するときなどに、自動的にコンピューターにダウンロードされます。Flash Player では、これらのライセンスをユーザーのコンピューターに保存します。

これらのライセンスを管理したり無効にしたりするには、保護されたコンテンツの再生設定パネルを使用します。

ピアアシストネットワーク設定とは?

コンピューターにオーディオやビデオを提供する Web サイトでは、同じコンテンツを再生しているユーザーが帯域幅を共有することにより、より高いパフォーマンスでコンテンツを送信できるようになります。帯域幅を共有すると、バッファリングによるスキップや一時停止なしで、オーディオやビデオをよりスムーズに再生できます。これは、ユーザーエクスペリエンスの向上のためにネットワーク上のピアが互いに支援し合うことから、「ピアアシストネットワーク」と呼ばれます。Flash Player では、ユーザーによって許可された場合にのみ、ピアアシストネットワークを使用して帯域幅の共有を行います。

このオプションを有効にしても、アプリケーションによっていつでも自動的に帯域幅が共有されるようになるわけではありません。有効にした場合、帯域幅を共有するかどうかアプリケーションから確認を求められるようになります。ほとんどの場合は、高速インターネット接続を使用しているときにのみ帯域幅の共有を許可します。

帯域幅を共有すると、ネットワークプロバイダーからデバイスに送信されるデータの量が増加します。毎月定額料金で無制限にネットワークデータを利用できる場合は、ピアアシストネットワークを使用しても支払額は増加しません。

ただし、定額で使用できるデータ量が制限されている場合や、ネットワークの使用に対する課金方法が詳しくわからない場合は、ピアアシストネットワークを無効にできます。無効にした場合、帯域幅を共有するかどうかアプリケーションから確認を求められることはありません。

ピアアシストネットワークを使用するかどうかを指定するには、ピアアシストネットワークパネルを使用します。

ブラウザーで既にプライバシーとディスク容量に関するオプションを設定していますが、設定し直す必要がありますか?

ご存知のように、一部の Web サイトがブラウザーとやり取りするときに、クッキーと呼ばれる少量のデータがコンピューターに保存されます。このデータは、後で独自の目的で使用されます。例えば、定期的に訪問する Web サイトで、ご自身の名前を使用した歓迎メッセージが表示されることがあります。このような場合、おそらく名前はクッキーに保存されています。クッキーを使用するかどうかは、ブラウザーのオプションで選択できます。 また、訪問するページで使用できるディスク容量の上限をブラウザーで指定することも可能です。

SWF または FLV コンテンツの再生時には、ブラウザーで設定したオプションではなく、Flash Player で選択した設定が使用されます。つまり、ブラウザー設定でコンピューターにクッキーを保存しないように指示していても、Flash Player で実行されるアプリケーションで情報を保存してもよいかどうかを尋ねられる場合があります。これは、Flash Player で保存される情報とクッキーが同じではないからです。この情報は、Flash アプリケーションだけが使用します。また、ブラウザー内で設定するその他のインターネットのプライバシーやセキュリティ設定とは関係がありません。

同様に、 アプリケーションで使用するために割り当てたディスク容量と、ブラウザーで割り当てた保存ページ用のディスク容量は無関係です。 つまり、ブラウザーで保存ページ用にディスク容量が使用されるのに加えて、SWF または FLV コンテンツの再生時にはここで許可したディスク容量が使用されることになります。

ブラウザーの設定に関係なく、Flash Player で実行されるアプリケーションによる情報の保存を許可するかどうかを選択したり、保存情報によって占有されるディスク容量の上限を指定することも可能です。